乳酸菌歯磨き
乳酸菌の使い方には、とっても意外な方法があるのをご存知でしょうか？
普通に考えれば乳酸菌は乳製品に含まれる菌で、ヨーグルトや飲料などで口から摂取するものですよね。
腸内環境を整えてくれる働きがあって･･･。でも今回ご紹介するのは全く違った使い方です。
その方法とは「歯磨き」なんですよ。
※アルベックスのメーカーはちゃーんと、乳酸菌生成エキス入りの歯磨きもあります！
乳酸菌歯磨きとは、いつもの歯磨きに乳酸菌を取り入れることによって、口臭を予防して、虫歯や歯周病を予防する事ができます。乳酸菌の働きってすごいんですね。
そもそも、虫歯や口臭の原因は、歯の隙間や歯茎などにプラークと呼ばれる歯垢が付いて、そこにミュータント菌などと呼ばれる虫歯の原因菌が繁殖することによって発生します。
この虫歯菌が発生させる毒素によって、歯のエナメル質などがとかされてしまうのです。するとそこから虫歯になったり、歯肉が溶かされることによって歯周病になっていってしまうのです。
そして、この毒素はものすごい悪臭を発生させるようです。
でも、虫歯菌はほとんどの人の口の中に常にいて、完璧に消し去ることは出来ないんです。
それが原因で、歯を磨いても何故か口臭は取れない･･･といった状況になってしまうわけです。
そこで登場するのが「乳酸菌」です。
乳酸菌は口の中で繁殖して、乳酸という物質を作り出します。
この乳酸は虫歯菌と非常に相性が良いらしく、虫歯菌を撃退してくれるんです。
※虫歯についてはこちら http://虫歯菌.com/
口臭が気になる人や、歯磨きの時に歯茎から血が出る人にはおすすめの方法です。
乳酸菌歯磨きの方法は簡単で、準備するのはこれ！
いつもの歯ブラシ
無糖のヨーグルト
乳酸菌サプリメント（パウダー状のもの）
まずはいつもどおり歯磨きをします。そのあとに歯ブラシに歯磨き粉と同じようにヨーグルトをつけます。
その上に乳酸菌サプリをふりかけて、それで歯磨きをします。
歯や歯茎、舌まで口全体にしっかりと行き届くように、時間をかけてブラッシングしてあげてください。
そして、最後にティースプーン1杯分くらいのヨーグルトを口に含ませて口をゆすぎます。
口の中に残ったヨーグルトは飲み込んでも吐き出しても、どちらでも構いません。
しかし、そのあとに水で口をゆすいでしまわないように気をつけてください。
これではせっかく口の中に行き渡った乳酸菌を洗い流してしまいます。
続けることで口臭の改善になりますし、お口トラブルを減らすことができると思います。
是非ともおすすめしたい歯磨き方法です。
