化粧品にも乳酸菌

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乳酸菌と化粧品

乳酸菌と言うと?一番に思いつくのがヨーグルトでしょうか。
でも、乳酸菌はいたるところで使われ、素晴らしい力を発揮しているんです。

 

普段どういったところで乳酸菌が活躍しているのは、知られてない部分のご紹介が出来ればと思います。

 

今回は、化粧品に使われている乳酸菌のお話。
化粧品と乳酸菌なんて、一見全く無関係な気がしますよね。でも、かなり昔から密接な関係があったようです。

洗顔をしている女性


乳酸菌が美容に取り入れられていたのは、さかのぼることクレオパトラの時代までになります。
クレオパトラは、美容のために頻繁に牛乳風呂に入っていたとのこと。

 

今で言う牛乳風呂は乳白色の牛乳を入れたお風呂といった感じですが、当時の衛生状況を考えると・・・汗

 

様々な周りの雑菌や乳酸菌によって、発酵風呂になっていたのではないかと言われているそうです。要するに牛乳風呂というよりもヨーグルト風呂って感じですね。
入浴のために温めた牛乳は、乳酸菌にとって非常に発行しやすい環境になっていたため、発酵液(ミルクホエイ)ができやすい状態にあったと言われています。

 

ミルクホエイは、ビタミンやアミノ酸を豊富に含んでいるため、肌の健康に良い影響を与えてくれることがわかっています。


そんな研究や効果が実証されていたわけではない古代ローマの人達は、経験でこのようなことを知っていたのでしょうかね。




乳酸菌の効果を発見

それから、乳酸菌の効果が解明され、日本では昭和30年に初めて乳酸菌発酵液を配合した化粧品が登場したのです。

 

現在でも、数ある化粧品メーカーの中でも乳酸菌を用いた化粧品を扱っているのは数社のみですが、素材として乳酸菌を使っているメーカーは殆どといってもいいほどです。

女性ポイント

 

ヒアルロン酸もその一つって知ってましたか?ヒアルロン酸は元々ニワトリのトサカ部分から抽出されていた成分で、とても高価だったのです。
それを乳酸菌を用いて製造することができるようになったのです。

 

今現在低価格でヒアルロン酸が配合された化粧品を使えるのは、乳酸菌のおかげってわけですね。


そんなことは全く知らずに、当たり前のように「ヒアルロン酸は保湿に優れているのよね」と使っている人が多いと思います。
実際にこれって何でできてるの?と疑問を持つ人は少ないでしょう。でも、知ってみると「え?そんなものから?」と驚く成分もあるんです。

 

非常に安全で効果的な乳酸菌は思っている以上に身近に使われています。

 

ある意味では、乳酸菌のおかげで今の生活が成り立っている部分もあるかもしれませんね。
乳酸菌さまさまです!